1000円で甘いモノ何軒食べ歩けるか?――神田編男子スイーツ部(4/4 ページ)

» 2010年08月06日 08時00分 公開
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男子スイーツ部
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豆が普通と違うんです!

 神保町にはお菓子屋さんがたくさんありますので、いろいろと探してみることにしましょう。以前ボツにした1000円チャレンジの際は、

  • 「喫茶店さぼうる」のチーズドック(250円)→飲み物と一緒じゃないとNGなのでダメ
  • 「大丸焼き茶房」の大丸焼き(180円)→5個以上じゃないとテイクアウトはダメ

と、紹介したいと思いながらも(予算上)いろいろあってできないものがありました。ここでは名前だけ挙げつつ、次なるお店「亀澤堂」に移動します。

 こちらで購入したのは「豆大福」です。この豆大福、色を見ると分かるかもしれませんが、豆部分が黒くなっていないんです。

男子スイーツ部 豆大福、200円。豆が普通と違うんです

 実は「豆大福の豆が大豆」になっています。きなこは和菓子に良く使われますが、大豆をそのまま使ったお菓子って、意外と見当たらないため、結構珍しいような気がします。

 餅は、食感で明らかに「杵できちんとついたもの」と分かります。豆の皮部分のせいか歯当たりも優しい。この豆大福、一見地味なのですが、ものすごく丁寧に作られており、とてもおいしくいただけます。

 満足しつつ、次なるお店へ。残金も312円ですので、ぼちぼち最後のお店をと考えつついろいろ回っていたところ、柏水堂にて残金的にちょうどよいものを発見しました。今回のシメはそれにすることにします。

男子スイーツ部 フィグケーキ(イチジク)、270円。プチプチ感が楽しい

 イチジクの種のプチプチ感がきっちり味わえる、なかなかおいしいケーキです。1個1個、きちんと袴部分に紙をかぶせてあるのが老舗っぽい感じですね。

ここまでの使用金額:958円

残り:42円


 残金が42円となりましたので、神田→神保町めぐりを終了とします。まわる前は、土地柄和菓子っぽいものが多くなりそうだなあ、と思っていました。実際、和菓子4軒、洋菓子2軒と和菓子屋さんのほうが多いのですが、思ったより洋菓子のお店もありましたね。

 洋菓子の2軒は、共に結構な老舗(近江屋は前述のとおり明治創業、柏水堂は昭和4年創業)です。老舗になると風格とかが出てしまい、「一見さんが入りづらくなる」のことが多いのですが、どちらも庶民的な雰囲気で、世代を問わずお客さんで賑わっているのはよいなあと思います。

 和菓子屋さんに関しても、

  • 「相撲テーマ」の庄之助
  • 「羽根付きたい焼き」の神田達磨
  • 「大豆の大福」の亀澤堂

と、それぞれのコンセプトが明確で、なおかつきちんとおいしいのがすばらしい。

 名前だけ紹介した「さぼうる」「大丸焼き」なども含め、お菓子屋さん、喫茶店問わず、いろいろと食べるものがあります。やはり神田〜神保町間は楽しめるなあと思います。

男子スイーツ部とは?

 男子スイーツ部とは、その名の通り「甘い物が大好きな男性のための部活動」。「男だけどスイーツが大好きなんです」「男性向けスイーツの特集をやって」……スイーツを愛するそんな男子のアツい想いに応えるべく、小学館のトレンド情報雑誌『DIME』と一緒に、2009年1月に発足した@niftyスイーツ部の男性向け部活動企画です。

 『DIME』誌面に掲載される企画記事のほかにも、男子スイーツ部員たちは日々、スイーツを追求中。誠 Styleでは、男子スイーツ部員によるたくさんのスイーツレポートの中から、ごく一部を厳選して掲載していきます。もっと読みたい! という方は、本家・男子スイーツ部をチェックしてみてください。

 →@nifty「男子スイーツ部」

 なお男子スイーツ部では、スイーツを愛する部員を随時募集中。下のバナーから応募できますので、甘いモノ好き男子はぜひご応募ください!

「男子スイーツ部員」大募集!


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