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日経平均 | 9551.05円 | ▼21.44円 |
売買高 | 14億7667万株 | − |
日経平均先物 | 9540円 | ▼20円 |
売買代金 | 1兆0305億円 | − |
TOPIX | 854.68 | ▼2.94 |
値上がり銘柄 | 384銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 383.87 | △2.33 |
値下がり銘柄 | 1135銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1202.13円 | ▼1.99円 |
変わらず | 143銘柄 | − |
騰落レシオ | 90.40% | ▼7.24% |
米国株高や円安を受けて買い先行だが、日銀に対する失望と中国貿易統計を受けて軟調
米国市場が堅調となったことや為替が円安に振れたことなどから、買い先行となりました。好決算を発表しながらも円高などを嫌気して売られた銘柄などが買戻しを交えて堅調となり、指数を押し上げて始まりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)も買い越しと伝えられたこともあり堅調ではあったのですが、日銀の金融政策決定会合の結果発表や中国貿易統計の発表を控え、米国のFOMC(公開市場委員会)での金融緩和が注目される中では積極的な売り買いに乏しく、堅調ながらも小動き、方向感のない展開となりました。
後場に入ると中国の貿易統計で輸出入共に伸びが予想を下回ったことや日銀の金融政策決定会合で特に為替に言及するでもなく従来の見方から変更がなかったことが失望されて手仕舞い売りが嵩みました。それでも、対ユーロでは円高になったものの、対米ドルでは大きく円高に振れることもなく、落ち着いていたことから、目先筋の売り一巡後は下げ渋り、休日モードで閑散としたなか方向感のない展開が続きました。持高調整の売り買いも朝から見られ、昨日よりも売買高は膨らみましたが、方向感はなく盛り上がりに欠ける展開が続きました。
小型銘柄もまちまちとなり、方向感に乏しい展開となりました。東証マザーズ指数は堅調、日経ジャスダック平均は軟調と売り買い共に手控え気味となりました。先物もまとまった売り買いは散発的に見られるものの、まとまった売り買いに追随するような動きはなく、指数の方向感を示すような場面はほとんどありませんでした。相変わらず目先筋中心となっていたものと思います。
持高調整の売り買いも見られたようで、昨日よりは売買高は膨らみましたが全く盛り上がりには欠ける展開となっています。決算発表も出揃って気ましたが、これほど決算の上方修正に反応しない相場と言うのも珍しいのではないかと思います。米国市場の金融緩和が注目されますが、緩和されたらされたで、円高になり、されなければされないで、米国株安から米国売りとなればドル安となってしまいそうです。追加金融緩和が行われて、織り込み済みということで円安になり、景気回復期待からドルが買われるというパターンが一番良さそうです。
引き続き基準線にサポートされて底堅く、雲に押されて上値の重い展開となっています。RSIは方向感はないのですが、ストキャスティックスは底値圏にあり、まだ反転の兆しは見られませんが、ますます底堅くなりそうです。底堅さを確認して雲に突っ込んでくれば、案外雲の上限水準までは早いのかもしれません。
雲に上値を押さえられてさえない展開が続いています。下値は基準線を意識して底堅いものの、ストキャスティックスは高値圏からの下落が続いており、もうしばらく上値の重い展開が続くのかもしれません。RSIも方向感はないものの下値余地もあり、遅行線が日々線を抜けて来るのかどうかが注目されることになりそうです。遅行線が日々線にサポートされて強含みとなれば、日々線が雲に突っ込んでから一気に雲の上限まで戻るような展開になりそうです。
下値を探る動きが続いています。ストキャスティックスは底値圏でのもみ合いとなっていますが、RSIはまだ下値余地がありながら方向感はなく、まだ調整が続きそうですが、基準線や移動平均線との乖離が広がるところでは下げ渋るものと思います。戻りも転換線に上値を押さえられそうですがもみ合いの中での底値固めとなりそうです。
手仕舞い売りが優勢
昨日の引け後に2010年4−9月期の業績予想を上方修正、2011年3月期通期に関しては5月13日に公表した業績予想を修正しませんでしたが、上方修正期待もあって一時大幅高となるなど堅調となりました。
液晶パネルの在庫の消化や外販需要の減退から大幅な減産の必要があるとして外資系証券が投資判断と目標株価を引き下げたことが嫌気されて手仕舞い売りも嵩み、軟調となりました。
昨日の引け後に2010年4−9月期の連結最終損益が市場予想を大きく上回り、収益が順調に回復していることが好感されて買われ、大幅高となりました。
昨日の引け後に発行済み株式総数の1.39%に相当する株数を上限とする自社株買いを発表。需給好転が好感されて買われ一時大幅高となりましたはが目先筋の手仕舞い売りに上げ幅縮小となりました。
大幅高となりました。2011年3月期の連結純利益が10年ぶりに過去最高となりそうだと発表されたことが好感されました。半導体製造装置の需要回復などから、収益力の評価が高まったものと思われます。
昨日6月の輸送実績を発表、国際線の旅客数が前年同月比32.1%増加、旅客需要は着実に回復していることが確認されましたが、既に株価が大きく上昇していたこともあり、利益確定売りに押されました。
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