好業績内需銘柄の物色に期待
中国で高性能タッチパネルを増産する。2011年までに生産量を従来の6〜7倍に引き上げる。2本の指の動きを同時に認識する高性能タイプで、高機能携帯電話(スマートフォン)や電子書籍端末などで需要が高まっており、大手電機メーカーやアジアで急増する電子機器の受託製造サービス(EMS)向けに供給する。
英豪資源大手とラオスにアルミ原料のボーキサイトの探査を行う合弁会社を設立した。世界的に需要の拡大が見込めるアルミ原料の探査を行い、鉱量が確認できれば事業化調査に乗り出す。
インドで赤血球や白血球の数を調べる血球測定機用試薬の生産を拡大する。経済成長に伴ってインドで血液検査の需要が増えていることに対応、3年後までに生産規模を2倍以上に引き上げる。
2010年度中に、中国とマレーシアでエアコン用銅管の半製品を現地調達する。現在は日本から半製品を輸出し、現地で完成品に仕上げている。中国やマレーシアの銅管メーカーへの出資や国内同業他社との共同調達などで、現地調達に切り替える。
財団法人地球環境産業技術研究機構と次世代バイオ燃料「ブタノール」量産技術を共同開発する。稲わらなどを原料に独自の遺伝子組み換え菌を使って生産する。2013年を目処に実験プラントを作り、2020年頃の量産開始を目指す。
大都市の消費者に顧客層を絞った新型スーパーを開発、今秋から集中出店する。一般の食品スーパーの半分以下の大きさで東京都区部などで展開、生鮮品や惣菜を中心に販売、高齢者世帯などの需要を取り込む。
売り 1470万株
買い 1450万株
(金額ベースも売り越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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