業績悪化を織り込みすぎた反動に期待
米医療ベンチャーに出資して血中のたんぱく質で病気のリスクを判定するシステムを開発。来夏に衣料検査事業に参入する。米国では3月に医療保険改革法が成立、予防医療費を全額保険でカバーすることが決まっており、検査などの予防医療需要が拡大する見通し。
日本メーカーで初めて太陽光発電システムの基幹部品であるパワーコンディショナー(電力変換装置)で中国の公的機関の認証を取得した。認証取得によって中国国内の太陽光発電所建設に対する助成を受けられることになり、現地発電所に売り込み易くなる。
傘下のタイ国営石油(PTT)と組み、植物由来のバイオ樹脂の生産に乗り出す。原料の植物を安定調達できるタイで2013年に専用プラントを建設、環境素材として需要が増えている日本や欧米向けに販売する。
サミーネットワークス(3745:27日終値266000円)、セガトイズ(7842:同196円)、トムスエンタテインメント(3585:同196円)の子会社3社を株式交換で完全子会社化する。3社は11月26日付で上場廃止となる。株式交換比率は順番にそれぞれの株式1株に対して、セガサミー株を333株、0.33株、0.26株を割り当てる。
アラブ首長国連邦(UAE)のドバイに販売拠点を設ける。中東での自社販売拠点は初めてで、経済成長に伴って医療サービスの体制整備が進む中東市場を本格開拓する。
中国政府が国家事業として取り組む大型工業団地の開発に参画する。日中政府は環境分野の協力の一環として同工業団地を共同で整備する検討を進めている。双日の開発参画は高い環境技術を持つ日本企業の中国進出を後押しする可能性がある。
売り 950万株
買い 1150万株
(金額ベースも買い越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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