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日経平均 | 9149.26円 | △158.20円 |
売買高 | 15億4575万株 | − |
日経平均先物 | 9130円 | △160円 |
売買代金 | 1兆0698億円 | − |
TOPIX | 829.21 | △9.59 |
値上がり銘柄 | 1409銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 368.76 | △2.35 |
値下がり銘柄 | 151銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1175.99円 | △4.86円 |
変わらず | 108銘柄 | − |
騰落レシオ | 88.14% | △2.35% |
週末の米国株高、円高一服となったことや政府・日銀の円高、経済対策期待から買われて大幅高
週末の米国株が大幅高となったことや為替も円安に振れたことから、買い先行となりました。米国での追加金融緩和に加えて、日本でも政府の経済対策が示されると報じられたことや日銀の臨時の金融政策決定会合が行われると伝えられたことが好感されて買い先行となりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)が小口ながら買い越しと伝えられたことが好感されて寄り付きの買いが一巡した後も買戻しも交えほぼ全面高となりました。
後場に入ると、昼の間に伝えられた日銀金融政策決定会合の結果が予想通りとなったことから上げ幅縮小となりました。金融緩和に大きく踏み込んだ話が聞けると期待した向きの失望売りや材料出尽くし感からの手仕舞い売りに上げ幅を縮小するものが目立ちました。それでも、政府の経済対策が示されると期待されることもあり、売り急ぐ動きにはならず、大幅高水準での推移には変わりありませんでした。政府に対する期待はそれほど強いものでもなく、値持ちは良いものの買い上がるような動きはありませんでした。
小型銘柄も堅調なものが多かったのですが、買い戻しに限界があることから、上値の重いものが多く、東証マザーズ指数は大幅高となったのですが、日経ジャスダック平均は堅調と言うに止まりました。先物へのまとまった売り買いは少なかったのですが、散発的なまとまった売り買いで指数が若干振らされるような場面はありました。ただ、継続的な売り買いは見られず大きく指数を方向付けるような動きにはなりませんでした。
実際に日銀の追加金融緩和が発表されると物足りなさや目新しさに欠けるということもあり、芳しくない反応となりました。米国以上の金融緩和を期待するような向きもあり、期待はずれとまでは言わないものの、期待ほどではなかったと言うことなのではないかと思います。政府の経済対策も注目されますが実際の経済にどこまで影響があるのか懸念されるところで、少なくともセンチメント好転させるような、従来以上の、あるいは目新しい政策が期待されます。
基準線に上値を押さえられる格好となりましたが、転換線を一気に抜けて戻りを試す動きとなっています。基準線に上値を押さえられる展開はまだ続きそうですが、RSIもストキャスティックスも底値圏からの上昇となっており、いったん基準線に上値を押さえられても基準線を抜けて堅調な地合いとなってくるものと思います。基準線のサポートを確認して雲までの戻りを試す動きとなって来るものと思います。
基準線を抜ける場面もあり、強含みとなっています。遅行線が日々線の底値の日柄で底入れとなった格好で、いったん基準線に上値を押さえられても遅行線が日々線に押さえられるまで、日々線が雲に押さえられる水準までは戻りを試す動きとなってくるのではないかと思います。
転換線を抜けて底入れ感も出てきました。RSIもストキャスティックスも中途半端な位置ですが上昇を示唆しており、基準線までの戻りは期待されそうです。基準線にいったん上値を押さえられて転換線のサポートを確認することになるのか、一気に遅行線が日々線の水準まで上昇となるような戻りを試すことになりそうです。
経済対策・円高対策期待から大幅高
中国で太陽光発電システムの部品で中国の公的機関の認証を日本メーカーで初めて取得したと新聞で報じられたことが好感されて買われ、大幅高となりました。
先週末の米国株が堅調となったことに加え、円高一服となったことが好感されて買われ、堅調となりました。政府・日銀の景気・円高対策に期待する買いもあったものと思われます。
2013年3月期の中国での売上高が前期比61%増となりそうだと社長がインタビューで述べたと新聞で報じられ、経済の拡大が続く中国での好調な売り上げ増を好感する買いが入り、堅調となりました。
大手商社の機械部門の損益が大きく改善している、三菱商事の2010年4−6月期の機械部門の純利益は前年同期比で2倍になったと新聞で報じられたことが好感されて堅調となりました。
米大手半導体企業が業績の下方修正を発表しましたが、織り込み済みと言うことで堅調となったことを受け、円高一服となったこともあって、堅調となりました。
政府・日銀の経済対策、追加金融緩和に期待する動きから景気敏感銘柄として買われました。2010年10−12月期の原料用石炭(原料炭)価格を7−9月より下げる方向で大筋合意したと新聞で報じられたことも好感されたものと思います。
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