全体的な水準訂正に期待
インドで四輪車の新工場を建設する。インドで5割近い乗用車シェアを持つ最大手だが、急拡大する市場で安定した供給体制を築き、競争激化に備える。
大ガス(9532)、京セラ(6971)、アイシン精機(7259)と開発している固体酸化物型(SOFC)の燃料電池で量産をにらんだ改良機の実証実験を始める。早ければ2011年度にも開発を完了し、需要次第で量産に入れる体制を整える。
ネットワーク経由で情報システムの機能を利用できる「クラウドコンピューティング」型サービスの品揃えを拡充する。今年度までに30〜50のクラウドサービスを立ち上げる計画。
インドネシアでガスメーターやデジタルカメラなどに使うリチウムイオン電池を増産する。小型で寿命の長いリチウム電池はアジアの新興国などと需要が伸びておりインドネシア工場の生産能力を7割引き上げて、円高が進む中、海外生産の比率を高めてコスト競争力を高める。
2011年秋にもブラジルでデジタルカメラの販売会社を設立する。同国は経済背長に伴いデジカメ需要の拡大が見込まれるが、販売台数シェアは1〜2%にとどまっており、代理店経由から直販に切り替え、テコ入れを急ぐ。
石炭販売の強化に乗り出す。石炭は熱量あたりのコストが原油に比べて安く、価格が安定、新興国の需要が見込める。権益を持つ鉱区で生産増も含め提供する産業用燃料のメニューを多様化する。
売り 1050万株
買い 1040万株
(金額ベースは買い越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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