業績を見直す動きに
両社は来年6月に共同持ち株会社を設立し、経営統合する。東京スタイルの普通株1に対し、持ち株会社の普通株を1、サンエー・インターナショナルの普通株1に対して同1.65を割り当てる。両社の直近の連結売上高の単純合計は約1525億円で、国内アパレル3位グループに浮上する。
両社と三菱日立製鉄機械の3社はインド鉄鋼大手から冷延鋼板の圧延機の設備改造を受注した。生産規模を拡張するほか、自動車向け高級鋼板の圧延にも対応させる。
太陽電池とリチウムイオン電池を一体化させた街路灯を来年1月に発売する。昼間に電力を蓄え、発光ダイオード(LED)照明で夜間に効率よく活用する。三洋の電池技術とパナソニック電工の照明技術を組み合わせた。
ドイツの特殊鋼製造会社と風力発電装置などエネルギー分野で使う棒鋼製品について技術提携した。従来の自動車向けから提携範囲を広げ、成長が見込まれるエネルギー分野で事業を拡大する。
発光ダイオード(LED)などの製造に使う黒鉛製品を増産する。生産量を2011年初めまでに2009年度比約3倍にする。LEDを搭載した液晶テレビや照明向けの需要が急拡大していることに対応する。
インターネット電話ソフト大手と提携し、スマートフォン(高機能携帯電話)で通話料が基本的に無料のソフトを利用できるようにする。国内外のスマートフォントと無料か割安な料金で通話が出来る。
売り 1900万株
買い 1350万株
(金額ベースも売り越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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