現在の職場で、不満に感じることはコレ

» 2010年11月01日 15時09分 公開
[Business Media 誠]

 今の職場環境に満足している人はどのくらいいるのだろうか。20〜40代のビジネスパーソンに、職場の就労状況が「とても満足」であれば100点、「どちらとも言えない」を50点、「とても不満」を0点とし10点刻みで聞いたところ、「70点」(24.7%)が最も多いことが、アイシェアの調査で分かった。次いで「50点」(21.7%)、「60点」(12.8%)と続き、「100点」(8.3%)とした人は1割未満だった。

 また「60点」から「100点」を合計した満足派は61.9%。「0点」(4.0%)から「40点」(4.9%)を合計した不満派は16.4%で、満足派が多い結果に。雇用状況別に見ると、正規雇用では64.3%が満足派だったのに対し、非正規雇用は56.3%とやや少なめ。

(出典:アイシェア)

就労条件で不満に思うこと

 就労状況で最も不満に思うことは何だろうか。何らかの不満がある人に聞いたところ「収入」(40.3%)がトップ。次いで「業務内容」(18.8%)、「就労時間」(13.7%)、「雇用形態」(7.3%)、「休日の日数」(6.8%)、「就業規則」(3.2%)と続いた。男女年代問わず「収入」が1位で、女性(43.1%)と30代(44.6%)で目立った。「業務内容」については女性(14.4%)に比べ男性(21.7%)が多い。また20代は「就労時間」(19.4%)が、女性(10.0%)と20代(10.7%)では「雇用形態」がほかに比べて多いなど、不満点は性別や年代によってやや異なっていた。

(出典:アイシェア)

 就労状況の希望を聞いたところ、収入面では「給料アップ」と答えた人が断トツ。このほか業務内容では「個人負担の軽減」、就労時間では「残業時間の軽減」などが目立った。また、非正規雇用者からは「契約期間の長期化」や「正社員化」を希望する人が多かった。

 インターネットによる調査で、20〜40代の男女446人が回答した。調査期間は10月12日から14日まで。

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