社会とつながるデザイン――ドイツの生活用品見本市「テンデンス」(4/4 ページ)

» 2010年11月15日 08時00分 公開
[本間美紀,エキサイトイズム]
エキサイトイズム
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 会場でサテライト展示をしていたのが、「ディーター・ラムス展 LESS and MORE」。市内のフランクフルト工芸美術館で開催の展覧会を、会場内でサテライト展示し、美しい日用品の意義を改めて、来場者に問うていた。

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 こちらは美術館での展示の様子。ブラウンは1921年にフランクフルトで創業。まさにお膝元での展覧会だ。日本では見本市は商業的な要素が強いため、アートや学術の世界とつながることが少ない中、こういった試みは新鮮に感じられる。

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 「テンデンス」はドイツ・フランクフルトの国際見本市会場で開催された。約7万平方メートルの会場に2130社が出展。57カ国から5万7000人が訪れた。この見本市で見たような生活密着のデザインのエッセンスは、東京で開催されるインテリアライフスタイルリビング/IFFTにも反映される。こちらは11月24日から東京ビッグサイトで開催される。

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