タイトル 手掛かり難の週末とあって閑散小動き
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日経平均 | 10039.56円 | ▼40.20円 |
売買高 | 16億7501万株 | − |
日経平均先物 | 10060円 | ▼20円 |
売買代金 | 1兆0522億円 | − |
TOPIX | 866.81 | ▼3.00 |
値上がり銘柄 | 602銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 384.01 | ▼5.70 |
値下がり銘柄 | 883銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1187.88円 | ▼1.04円 |
変わらず | 173銘柄 | − |
騰落レシオ | 112.68% | △5.03% |
米国市場が休場で手掛かり難の週末とあって閑散小動き
米国市場が休場となり手掛かり難のなか寄付きから方向感のない展開となりました。前日の引け値と変わらない水準で寄り付いた後は為替が円安気味となったことから、買戻しを急ぐ動きなどもあり堅調な推移となりました。それでも、外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)が売り越しと伝えられたことや週末の手仕舞い売りもあって上値の重い展開となりました。北朝鮮問題や欧州金融問題などへの懸念も根強く積極的な買いも見られず小動きとなりました。
後場に入っても動きはありませんでした。週末の手仕舞い売りが嵩んで下値を試すような動きも見られましたが、持高調整の売り買いが中心の相場では大きく方向感が出ることもなく、閑散とした相場のなかで指数も小動きに終始しました。ファンド筋の手仕舞いの売り買いも見られるようで、為替も米ドルは堅調ですがユーロなどが軟調となるなど持高調整の動きが見られ、慌てて売らなければならない材料があるわけでもないのですが、週末に買わなければならない理由もないと言うような展開でした。最後は手仕舞い売りに押されて安値引けとなりました。
小型銘柄は手仕舞いの買戻しも少なく、手仕舞い売りに押される格好で軟調となるものが多く、東証マザーズ指数は大幅安、日経ジャスダック平均は底堅いものの小幅安となりました。先物もまとまった売り買いは朝方少し見られたものの、ほとんど見られず、閑散とした相場の中でちょっとしたまとまった売り買いに振らされる場面はあったものの、大きく相場の方向感を出すような動きはありませんでした。
週末ということで、米国でのクリスマス商戦の動向を見たいと言うことに加え、北朝鮮問題や欧州金融問題など懸念材料を妙に警戒しているような感じです。ユーロなどが軟調ということもあって警戒感が強いということなのでしょう。足元の業績は堅調なものが多いのですが、まだまだ反応しきれないと言うことなのでしょう。週が変わる、あるいは月が替わればまだ相場も変わってくるかもしれません。米国でのクリスマス商戦が好調ということになれば円安に振れ、業績の下振れ懸念は薄れてくるのではないかと思います。
高値圏でのもみ合いとなっています。RSIやストキャスティックスは高値圏からの調整となっているのですが、転換線にサポートされながらもみ合いの中で過熱感を冷ますような調整となっています。依然として移動平均線や基準線との乖離も大きく、上値の重い展開は続きそうです。
高値圏で徐々に上値が重くなっている感じです。RSIやストキャスティックスは高値圏からの調整となっており、上値の重い展開は続くものと思います。転換線にサポートされながら高値圏でのもみ合いのなかで過熱感を冷ますことが出来るのかどうかを見極めることになりそうです。
RSIやストキャスティックスは高値圏にあり、堅調ながらも雲を抜け切れず上値の重い展開となっています。目先的な過熱感もあることから、雲の上限に絡みながら底堅い堅調な動きで日柄調整となるか、いったん雲の下限を試す動きとなるのではないかと思います。雲を抜けて雲のサポートを確認しながらの調整となるというパターンもありそうです。
手仕舞い売りに押されて軟調
車両更新や保守サービスの受注に向けて優先交渉権を得ている高速鉄道計画の決定を英運輸省が延期すると発表したことが嫌気され手仕舞い売りも嵩んで軟調となりました。
昨日、日本国内で電子書籍端末発売、電子書籍の配信サービスも始めると発表、電子書籍端末の普及期待から買われ、円安を好感する買いありましたが、最後は手仕舞い売りに押されて軟調となりました。
特に材料が出たというわけでもないのですが、週末ということで手仕舞いの買戻しが入ったことに加え、円高進行が止まった感があり、日本株が堅調となっている割に出遅れ感が強いということで買われ、堅調となりました。
昨日の新聞で11月のセメントの販売が2007年5月以来3年ぶりの前年同月比プラスとなりそうだと報じ、同社は前年同月比1割増と報じられたのですが反応はなく、今日になって出遅れ感も根強いことから、買い手掛かり難のなかで見直されて買われ、堅調となりました。
百貨店売上高に底入れ感が強まって昨日まで大きく買われていたことから、週末ということで手仕舞い売りに押されて大幅安となりました。値動きの良さに連れて買いついた向きの見切り売りも嵩んだものと思います。
傘下のセガが中国子会社を通じ、現地で施設向けゲーム機の販売許可を取得したと新聞で報じられ、収益拡大を期待する買いが先行、堅調となりましたが、収益寄与への懸念も残る事や週末の手仕舞い売りに押されて上値の重い展開となり、最後は手仕舞い売りに押されて軟調となりました。
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