サントリー酒類は2月22日、シングルモルトウイスキー「ボウモア10年テンペスト」を数量限定で発売する。全世界1万2000本、国内2500本で、価格は5880円(700ミリリットル入り)。
ボウモア10年テンペストは、ファーストフィル(一空き樽)のバーボン樽で10年以上熟成させた原酒を100%使った、アルコール度数55度のカスクストレングス(樽出し原酒)。一空き樽とは、シェリーやバーボンの熟成に使った、払い出した直後の樽を指し、その風味の影響を強く受ける。
同社によると、「明るい黄金色で、アイラ島のシングルモルトらしいピート香が特徴。柑橘系の味わいの中にやや塩味が感じられ、クリーンな余韻が長く続く」という。
ボウモア蒸留所は、スコットランド西部に浮かぶアイラ島で最古の蒸留所(1779年創設)といわれる。フロアモルティング(自家製麦)や昔ながらのポットスチル(単式蒸留器)による蒸留など、伝統の製法を受け継いでいる。1994年にサントリーが完全子会社化した。
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