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日経平均 | 10401.90円 | ▼62.52円 |
売買高 | 16億2773万株 | − |
売買代金 | 1兆2334億3900万円 | − |
値上がり銘柄 | 452銘柄 | − |
値下がり銘柄 | 1076銘柄 | − |
騰落レシオ | 111.04% | ▼4.42% |
昨日の大幅高の反動や円高を嫌気、持高調整の売りも嵩んで軟調な展開
米国市場は底堅い展開となり、外国人売買動向(市場筋推計、外資系9社ベース)も買い越しと伝えられたのですが昨日の大幅高の反動や円高を嫌気して売り先行となりました。それでも持高調整の売り買いが見られるなかで売りも限定的となり、好決算が期待される銘柄などを中心に買われるものも見られ、底堅い展開となりました。特に材料のない中で持高調整の買戻しが入って堅調なものが見られるなど、売り急ぐ動きは見られず、指数は小動きとなりました。
円高がじりじりと進む場面もあったのですが、特に売り急ぐ動きは見られず、後場は下値を試すような場面も見られたのですが底堅くなりました。ただ、逆に底堅さが見られたからと言って買戻しを急ぐこともなく、指数は小動きとなりました。同じ業種の中で高安まちまちとなるものも多く、目先筋を中心とした持高調整の動きが続いていると思われます。決算への反応も買われていたものは悲観的な反応となり、売られていた銘柄は楽観的な反応となるなど、先を読んだ動きというよりは目先の需給が優先されるような相場展開でした。
小型銘柄もまちまちとなり、東証マザーズ指数は小幅安、日経ジャスダック平均は小幅高となったものの、ジャスダックTOP20は軟調となりました。先物も朝方こそまとまった売り買いが見られましたが、その後はまとまった売り買いはほとんど見られず、指数を動かすような場面はほとんどありませんでした。
日経平均は10200円〜300円水準での底堅さを確認して再度10500円〜600円の節目突破を目指す動きとなるのだと思うのですが、昨年も一昨年も1月に高値をつけて、1月中や2月いっぱい、そして3月ころまで調整となるケースが多く、決算発表に一喜一憂しながらいったんは持高調整の売りに押され、今期業績が固まったあたりから来期の業績回復を期待するように買い直されるということなのでしょう。それでも先高期待も根強く、業績、景気の好転が見られることから総じて底堅さは見られるのだと思います。
基準線や転換線を抜け切れずに今度は基準線のサポートを確認するような動きとなりました。ストキャスティックスは底値圏からの反発となっており、強含みの展開が続くのでしょうが、RSIはまだ調整が必要ということで上値も重い、戻りも鈍いのだと思います。まだ遅行線が日々線のサポートを確認する場面もあるのかもしれませんが、底堅い堅調な展開は続くものと思います。
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