日本と韓国の製品は、世界の人からどのように見られているのだろうか。世界17都市※の人に「高品質」なイメージを聞いたところ、日本製が韓国製を圧倒していることが、博報堂の調査で分かった。17都市平均で「日本製」は60.6%、「韓国製」が20.5%と、40ポイントほどの差がついた。都市別で見ても、すべての都市で日本製が上回っており、中でも台北、サンパウロの2都市は70ポイント以上、クアラルンプール、モスクワ、デリー、香港の4都市では50ポイント以上も上回る結果に。
また「カッコイイ/センスがいい」イメージでも日本製が圧倒した。17都市平均で「日本製」は42.2%、「韓国製」は32.1%と、10ポイントほどの差があった。日本製が韓国製よりも20ポイント以上高い都市は、香港、サンパウロ、ホーチミンシティ。一方、中国の3都市(上海、広州、北京)では評価が拮抗した。
日本製は「高品質」「カッコイイ」イメージで韓国製を圧倒したが、「活気や勢いを感じるのはどちらの製品だろうか。17都市平均で見ると、「日本製」38.0%、「韓国製」33.7%と4ポイントほどの差。日本製が韓国製よりも20ポイント以上高いのはサンパウロ、クアラルンプール、ムンバイの3カ国。一方、韓国製の方が20ポイント以上高いのは香港だった。中国3都市(上海、広州、北京)での評価は、「カッコイイ」イメージと同様に拮抗した。
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