なぜ日本の会社は、ひたすら謝り続けるのかうふふなマーケティングレシピ(3/3 ページ)

» 2011年02月04日 11時49分 公開
[郷好文,Business Media 誠]
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 またポジティブなときもマジメだ。吉野屋から牛丼が消えたときの広告は「俺達は吉野屋を待っているぜ」「皆さん、待っていてください」みたいな感じだった。

 日本で、もし訴訟された会社が、タコベルのような返し技を打つと、それこそ世間から大糾弾されるだろう。でもだ。日本の会社も、ここまでやらなくても何らかの“返し技”ができるくらい自由だといいのに。

 そのためには、広報やPR部署に多様性があればいいのかもしれない。わざわざメキシカンを採用しなくてもいい。陽気なヤツと実直なヤツが混在していれば、ひたすら陳謝で暗くなることもなく、誠実な返し技の発想も出てくるかもしれない。

グルーポンの謝罪文(出典:グルーポン)

※この記事は、誠ブログ『Thank you for suing us.(訴えてくれてありがとう)』の楽天さ、周到さ。」より転載しています。

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