カッコよさも目立ち度も満点――トヨタ FJクルーザー岡崎宏司のクルマ DE トリップ(1/2 ページ)

» 2011年02月07日 08時00分 公開
[岡崎宏司,LUXURY TV]
LUXURY TV

著者紹介:岡崎 宏司(オカザキ コウジ)

1940年東京生まれ。日本大学芸術学部放送学科卒業。文化的側面からクルマを斬る自動車評論家。輸入車がレアだった45年以上前に、「旅行に行くから」と言って借りた、父のノーマルのベンツでラリーに出場し、優勝したという、やんちゃな過去も。

※この記事は、LUXURY TVより転載しています。


 トヨタFJクルーザーが発売されたのは2006年。北米でのことです。ロサンゼルスなどでは発売直後からよく見かけましたが、カッコよさも目立ち度も、満点でした。

 「こんなカッコいいクルマ、どうして日本で売らないのだろう……」見るたびにそう思いました。

FJクルーザー 試乗コースには前日降った雪が残っていましたが、FJクルーザーの試乗会としては絶好の舞台背景です

 スリーサイズは4635×1905×1840ミリ(全長×全幅×全高)ですから、確かに日本では大きいかもしれません。重量も2.2トンを超えるヘビー級ですし、最小回転半径も6.2メートルです。

 でも、カッコいいという何よりの魅力を持っているのですから、買う人はそんなことは気にしないでしょう。まあ、環境に優しいクルマとはいえませんが、こんなクルマもあっていいと思います。

FJクルーザー クラシックとモダンがとてもいい感じで融合しています。カッコいい!
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