地政学リスクもあって上値も限定的清水洋介の「日々是相場」朝刊(2/2 ページ)

» 2011年02月07日 08時38分 公開
[清水洋介,リテラ・クレア証券]
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テクニカルポイント

 10500円台前半から半ば、10600円前後から10600円台前半が節目となっており、この水準が中心となりそうです。10500円台前半を割り込んでも10400円台半ばから後半の水準では下げ止まるものと思われ、10600円円台前半を抜けても10600円台後半では上値も重くなりそうです。

本日の注目点

◇1月の外貨準備高(財務省、8:50)

◇白川日銀総裁が外国特派員協会で講演(12:00)

◇12月の景気動向指数速報値(内閣府、14:00)

◇1月の携帯電話各社の契約件数

◇6カ月物国庫短期証券〔170回債〕入札(10:20)4〜12月期決算:JT(2914)、三井金(5706)、住友鉱(5713)、スズキ(7269)、ローム(6963)、CSK(9737)、日製鋼(5631)、フジクラ(5803)、りそなHD(8308)

◇12月の米消費者信用残高

◇中国・上海市場が春節(旧正月)で休場(2月8日まで)

◇台湾市場が春節で休場

外国人売買動向(外資系10社ベース)

売り  1940万株

買い  2380万株

(金額ベースも買い越し)

清水洋介氏のプロフィール

慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤


※掲載されている内容は、コメント作成時における筆者の見解・予測であり、有価証券の価格の上昇または下落について断定的判断を提供するものではありません。


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