米ゼネラルモーターズは、開催中のシカゴモーターショー2011で「シボレーカマロZL1」を初披露した。最高出力550馬力のハイパフォーマンスカーは、2012年初頭にも北米で販売される。
カマロ専用の6.2リットルV型8気筒スーパーチャージャー付きエンジンに、ツインディスククラッチ搭載の6速MTを組み合わせ、最高出力は410キロワット(550馬力)、最大トルクは677ニュートンメートルを生み出す。カーボンファイバー製インサート部分が盛り上がったアルミ製のエンジンフードが特徴的だ。
コルベットで採用したデュアルモード排気システムを搭載し、エンジンの回転数に応じて排気音の音量と音質を変化させる。ブレーキは、ブレンボと共同開発のサーキット対応ブレーキシステムを採用した。このほか、カマロでは初めて電動パワーステアリングを装備する。
元々「ZL1」は、1960年代にコルベットのレーシングカーのために開発したオールアルミ製大型エンジンのコードネームだった。このエンジンは、1969年に69台だけ市販したカマロにも搭載している。
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