マツダは、3月1日から13日まで開催される「ジュネーブモーターショー2011」に、SUVコンセプトカー「マツダ 勢(MINAGI)」を出展する。新デザインテーマ「魂動(KODO)-Soul of Motion」の第2弾だ。
勢(MINAGI)は、都市型コンパクトクロスオーバーSUVという位置付けで、SKYACTIVエンジンやトランスミッションを搭載する。同社では「このコンセプトカーは、次世代商品群の先駆けであり、マツダブランド新時代の幕開けを象徴」という。
魂動は2010年9月に発表したデザインテーマで、「生物が見せる一瞬の動きの強さ、美しさや緊張感」が基にある。第1弾として発表したデザインビジョンコンセプトカー「マツダ 靭(SHINARI)」(参考記事)は4ドア4シータースポーツクーペだった。靭(SHINARI)も欧州初お目見えとなる。
一方、SKYACTIVはマツダの次世代技術の総称。2011年前半に直噴ガソリンエンジン「SKYACTIV-G」を搭載したデミオを発売する予定で、その燃費はモーターアシストなどのハイブリッド技術なしでガソリン1リットル当たり30キロ(10・15モード)を実現するという。
ジュネーブモーターショーにも技術展示として、SKYACTIV-Gのほか、クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D」、オートマチックトランスミッション「SKYACTIV-Drive」、マニュアルトランスミッション「SKYACTIV-MT」を出展する。
新デザインテーマを体現する「マツダ 靭(SHINARI)」
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