中東情勢の緊迫化を受けて大幅下落清水洋介の「日々是相場」朝刊(2/2 ページ)

» 2011年03月02日 08時53分 公開
[清水洋介,リテラ・クレア証券]
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テクニカルポイント

 シカゴ市場(CME)の終値(10600円)を意識した動きとなりそうですが、節目とすれば、10600円台後半や10600円台前半が節目となり、まずはこの水準で下げ止まるのかどうかが注目されます。10600円台前半で下げ止まらなければ10500円台後半まで下落となるものと思います。上値は安く寄り付けば10600円台後半や10700円台前半から半ばが目処となりそうです。

本日の注目点

◇2月のマネタリーベース(日銀、8:50)

◇5−1月期決算:伊藤園(2593)

◇バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長が米下院で証言

◇米地区連銀経済報告(ベージュブック)

◇バーナンキFRB議長講演

◇2月のオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)全米雇用リポート

◇10−12月期の豪GDP

◇海外10月−12月期決算:スタンダードチャータード銀行

◇海外11月−1月期決算:ホブナニアン・エンタープライゼズ

◇海外12−2月期決算:コストコ・ホールセール

外国人売買動向(外資系10社ベース)

売り  1550万株

買い  2420万株

(金額ベースも買い越し)

清水洋介氏のプロフィール

慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤


※掲載されている内容は、コメント作成時における筆者の見解・予測であり、有価証券の価格の上昇または下落について断定的判断を提供するものではありません。


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