2011年ホワイトデー、星空の下のアレで燃え上がれ！：誠Style担当の独断と偏見で！（1/2 ページ）

[岡田大助，Business Media 誠]

　今年も3月14日がやってくる。そう、ホワイトデーだ。

　帝政ローマの時代までさかのぼれるというバレンタインデーに比べると、どうもお菓子業界に踊らされているような気がしてならないホワイトデーだが、それなりに認知度の高いイベントではある。2月14日に女性から何かいただいたのであれば、お返しを忘れてはなるまい。

　もらったモノが義理チョコならば、義理キャンディでも義理マシュマロでも義理ホワイトチョコレートでも何でもいい、その辺で売っているホワイトデー用お菓子を配ればいいだろう。問題は、本命チョコだ。

　昨年は、Business Media誠の甲斐性のない男性編集記者陣を引っ張る女性編集長・吉岡綾乃が懇切丁寧に、4ページにもわたって「必ず喜ばれる！　ホワイトデープレゼントの選び方」を解説した。ところが今年は、他誌主催のミニ四駆大会に出走するなど、いろいろ多忙のようだ。

　しかたがないので、昨年末のクリスマスプレゼントに引き続き、誠Style担当が独断と偏見でもって、ホワイトデーのオススメプレゼントを考えてみた。ちなみに筆者は、カミさんからもらったゴディバのチョコレートを何日も冷蔵庫で保管していたら、あやうく子供たちのおやつに回されそうになったというバツの悪い経験をしているので、今年のホワイトデーは汚名返上に必死である。

デートプランで迷ったらプラネタリウムがオススメ

　さて、ホワイトデーである。バレンタインデーから1カ月という猶予期間を与えられてしまったことで、余計に迷ってしまうのだ。「昔からホワイトデーは3倍返しとかいうし、あ〜、何を買っていいか分からん！　プレゼントを用意するだけでいいのかなあ、何かイベントを考えなきゃダメかなあ？」と思考の迷路にどっぷりハマる男子諸君も多いのではないか？

（出典：KDDI EZナビウォーク・ナビデート作戦 調べ）

　1年前の調査データになるが、20代〜30代の恋愛経験のある未婚の男女400人のうち、デートの予定があると回答したのが28％（112人）。しかも、そのうちの65％がホワイトデーが間近に迫ってもデートプランを決めかねているのだそうだ。また、デートプランを男性主導で決める（決めた）と答えたカップルは全体の39％に過ぎないというから、ホワイトデーはもはや女性上位時代に突入しているのである。

　「これではいかんよ」ということで、筆者が大学時代に米国人英語講師から習った「それなりにハズさないデートプラン」を伝授したいと思う。それは、「とりあえず映画に誘えば、半日くらいはデートを成立できる」というワザだ！

　映画館というランドマークは待ち合わせしやすい場所だし、映画が始まってしまえば2時間程度は真っ暗になるのでお互いの顔を見なくてもいい。映画が終われば近所の喫茶店で、映画についてトークできる。さすがプラグマティズムの国、米国人らしいノウハウだ。

　しかし、このワザを実際に使ってみたところ、いくつかの問題にも気付いた。まず、「どの映画に誘えばいいのか」という点で迷う。また、つまらない映画に当たった場合、眠ってはならない。そして、映画の感想がスイートトークからトークバトルに変わるという危険性だ。

HOMESTAR AQUA（出典：セガトイズ）

　そこで改良版。「とりあえずプラネタリウムに誘えば、半日くらいはデートを成立できる」でいかがだろうか？　映画と違ってネタを選別する必要もないし、感想でもめる可能性も低い。万が一、眠ってしまってもごまかせそうだ。

　プラネタリウム側でも、この時期に合わせたカップル向けキャンペーンを実施しているところも多い。例えば、サンシャインシティにある「コニカミノルタ プラネタリウム“満天”」では、割引料金プラン「恋するクーポン」や、サンシャイン60の展望台で星座ワインを楽しめる「“満天”×展望台 ペアセット券」を取り扱っている。

　このほか、かつて渋谷にあった「天文博物館 五島プラネタリウム」の志を引き継いだ「コスモプラネタリウム渋谷」や、羽田空港国際線旅客ターミナル内にできた「PLANETARIUM Starry Cafe」など、新しいプラネタリウムが続々とオープンしているのだ。選択肢はたくさんある。

　最寄にプラネタリウムがなければ、家庭用プラネタリウム「HOMESTAR」で2人だけのプラネタリウム鑑賞という手もある。お風呂でも使えるという防滴仕様の「HOMESTAR AQUA」をプレゼントするというのはいかがだろうか？