日経平均、大幅下落清水洋介の「日々是相場」朝刊(2/2 ページ)

» 2011年03月14日 10時44分 公開
[清水洋介,リテラ・クレア証券]
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テクニカルポイント

 (先物は配当落ちの関係で日経平均よりも70〜80円程度低い水準となっています)シカゴ市場(CME)の終値(9975円)は10000円を割り込んでおり、日経平均の現物ベースでは10000円を意識する水準で下げ止まるのかどうかが注目されます。節目とすれば10100円台半ばや10200円台半ばが節目となっており、地震後に落ち着いた展開となり、底堅さが見られれば10100円台半ばから10200円台半ばでの動きとなるかもしれません。

本日の注目点

◇日銀営業毎旬報告(10:00)

◇1月の鉱工業生産指数確報(経産省、13:30)

◇2月の消費動向調査(内閣府、14:00)

◇国債投資家懇談会(財務省、14:00)

◇国債市場特別参加者会合(財務省、16:00)

◇日銀金融政策決定会合(1日に短縮)

◇白川日銀総裁会見(15日から前倒し)

◇主要8カ国(G8)外相会合(15日まで、パリ)

◇2月のインド卸売物価指数

外国人売買動向(外資系10社ベース)

売り  2470万株

買い  1920万株

(金額ベースも売り越し)

清水洋介氏のプロフィール

慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤


※掲載されている内容は、コメント作成時における筆者の見解・予測であり、有価証券の価格の上昇または下落について断定的判断を提供するものではありません。


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