「エコ&キッチン」ケルン・レポート続報(1/5 ページ)

» 2011年03月15日 12時47分 公開
[本間美紀,エキサイトイズム]
エキサイトイズム

エキサイトイズムとは?

「高い美意識と審美眼を持ち、本物を知った30代男性」に向けたライフスタイルのクオリティアップを提案する、インターネットメディアです。アート、デザイン、インテリアといった知的男性の好奇心、美意識に訴えるテーマを中心に情報発信しています。2002年11月スタート。

※この記事は、エキサイトイズムより転載しています。


 2011年初めにドイツで開かれた、ケルン国際家具見本市(ケルン・メッセ)。レポート続編。

 ドイツといえばやはりエコ。今年は特に「木材そのままの表情」を使ったデザインが会場中にあふれた。

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 e15はドイツのデザイン家具ブランド。アリック・レヴィーやステファン・ディエズなど新しい才能と、斬新な家具を発表している。そんなモダンブランドも、今年は「木」。DIY的な感覚も入った板材のテーブルは、天板から脚まで40ミリ厚のオーク材だけと材料を1つに絞ることで、エコデザインを実現している。クラック(割れ)が入ったスツールは従来品だが、いかにも今年らしい。

エキサイトイズム TA18 ZEHN Phillipp Mainzer

 同社が1994年に発表したテーブル「ビッグフット」が、今年になって再注目されているという話も聞いた。

エキサイトイズム TA04 BIGFOOT

 2010年のミラノでも注目を集めた、イタリアのRIVA1920。強みである無垢材を使った家具を展示した。左のチェストは禅的な考えをデザインした「KYOTO」という名のモデル。

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