利益確定売り、戻り売りに押されて軟調清水洋介の「日々是相場」朝刊(2/2 ページ)

» 2011年03月23日 08時39分 公開
[清水洋介,リテラ・クレア証券]
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テクニカルポイント

 (先物ベースでの話をしていますが先物は配当落ちの関係で日経平均よりも70〜80円程度低い水準となっています)9500円台半ばが節目となっており、いったんはここが上値目処となりそうです。この水準を抜けると9600円台半ばまで上昇となる可能性もありそうです。下値は9400円台半ばから後半という水準が目処となり、ようやく落ち着いてくるのではないかと思います。その水準を割り込んでも9400円前後では下げ止まると思われます。

本日の注目点

◇10−12月期の資金循環統計(日銀、8:50)

◇3カ月物国庫短期証券〔181回債〕入札(10:20)

◇2月の民生用電子機器の国内出荷実績(電子情報技術産業協会、14:00)

◇ジャスダック上場:ピーエスシー(3649)

◇バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長が講演

◇2月の米新築住宅販売件数

外国人売買動向(外資系10社ベース)

売り  1990万株

買い  4670万株

(金額ベースも買い越し)

清水洋介氏のプロフィール

慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤


※掲載されている内容は、コメント作成時における筆者の見解・予測であり、有価証券の価格の上昇または下落について断定的判断を提供するものではありません。


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