金融緩和継続期待と雇用情勢の改善を好感して堅調清水洋介の「日々是相場」朝刊(2/2 ページ)

» 2011年04月04日 08時35分 公開
[清水洋介,リテラ・クレア証券]
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テクニカルポイント

 シカゴ市場(CME)の終値(9805円)が上値目処となりそうですが、その前に9700円台半ばも節目となっており、上値が重くなるかもしれません。下値は9700円前後、あるいは9600円台半ばと見られ、底堅さは見られるものと思います。

本日の注目点

◇3月の日銀企業短期経済観測調査の再集計結果(東日本大震災の発生前後の業況判断、8:50)

◇4月の日銀当座預金増減要因見込み(日銀、8:50)

◇3月のマネタリーベース(日銀、8:50)

◇2月期本決算:ニトリ(9843)

◇中国・上海市場と台湾市場が清明節で休場(5日まで)

◇バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長講演

外国人売買動向(外資系9社ベース)

売り  4080万株

買い  3730万株

(金額ベースは買い越し)

清水洋介氏のプロフィール

慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券、リテラ・クレア証券で相場情報などに携わってきた。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤


※掲載されている内容は、コメント作成時における筆者の見解・予測であり、有価証券の価格の上昇または下落について断定的判断を提供するものではありません。


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