目先的な過熱感もあって上値が重い清水洋介の「日々是相場」朝刊(2/2 ページ)

» 2011年04月05日 08時29分 公開
[清水洋介,リテラ・クレア証券]
前のページへ 1|2       

テクニカルポイント

 9700円台前半が節目となっており、この水準より高く始まれば下値目処、安く始まれば上値目処となるものと思います。上値は9700円台後半と見られ、下値も9600円台後半が節目となって方向感のない展開となりそうです。9700円台後半を抜けるようであれば、9800円台半ばまで、9600円台後半を割り込むようであれば、9500円台後半まで下落となるのでしょう。

本日の注目点

◇3カ月物国庫短期証券〔183回債〕入札(10:20)

◇10年物国債〔4月債〕入札(10:30)

◇経済協力開発機構(OECD)が暫定経済見通し(エコノミックアウトルック)を発表

◇3月の米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況感指数

◇米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨公表(3月15日分)

◇2月の豪貿易収支

◇豪中銀理事会

◇香港市場が清明節で休場

外国人売買動向(外資系9社ベース)

売り  3020万株

買い  2710万株

(金額ベースは不明越し)

清水洋介氏のプロフィール

慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤


※掲載されている内容は、コメント作成時における筆者の見解・予測であり、有価証券の価格の上昇または下落について断定的判断を提供するものではありません。


前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.