アルファロメオの新型スポーツカー「4C コンセプト」

» 2011年04月06日 08時00分 公開
[日岐まほろ,エキサイトイズム]
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※この記事は、エキサイトイズムより転載しています。


 アルファロメオはジュネーブモーターショーにおいて、小型のミッドシップスポーツカー「4C コンセプト」を初公開した。2012年に発売予定のアルファロメオの新型スポーツカーのプロトモデルだ。

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 4C コンセプトは「車重850キロ以下、全長約4メートル、ホイールベース2.4メートル以下」という軽量かつコンパクトなボディに、200馬力オーバーの性能を持つ1.75リットル直列4気筒ターボエンジンを搭載する2シーターのミッドシップスポーツモデル。

 ロータスエリーゼよりも軽量な800キロ台という車重は軽量素材の積極採用により実現したもの。カーボンモノコック前後にアルミフレームを結合したシャシーを始め、各部にカーボンが多用されているという。

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 エクステリアは「8C コンペティツィオーネ」を彷彿とさせるディテールを各部に示すなどアルファロメオの最新スポーツモデルであることをひと目で感じさせる。一方、低いボンネットや前進したキャビン、ま両サイドに設けられたエアインテークから立ち上がるショルダーラインなどは、8Cの例えようのない美しさとはまたひと味異なる、いかにもミッドシップスポーツカーらしいダイナミックな印象を与えてくれる。

 搭載するエンジンは、アルファロメオの新パワーユニットとして評価の高い排気量1.75リットルの直噴直列4気筒ターボエンジンで、200馬力オーバーの最高出力を発揮。これにデュアルクラッチ式6速AT「アルファTCT」を組み合せる。

 最高時速は250キロ以上、静止状態から時速100キロまでの加速性能は5.0秒以下とアナウンスされているが、これは最新型のポルシェ911カレラにも匹敵するレベルのパフォーマンスだ。また40:60という前後重量配分や低重心化などにより、俊敏なハンドリングにも期待できる。もちろん、MiTOなどでもおなじみの走行モード選択機能「アルファロメオD.N.Aシステム」も搭載する。

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 F1を始め、あらゆるモータースポーツへの参戦を繰り返してきたアルファロメオ。その歴史に深く刻まれたレーシングマインドは、いつの時代も市販モデルに投影され、そしてカスタマーを熱くさせてきた。そのイメージをあまりにも刺激的に表現する4C コンセプトは、世界中のスポーツカーファンから今最も熱い視線を注がれる1台だろう。

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