高値警戒感もあって上げ一服清水洋介の「日々是相場」朝刊(2/2 ページ)

» 2011年04月08日 08時34分 公開
[清水洋介,Business Media 誠]
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テクニカルポイント

 9500円前後と9500円台後半が節目となっており、この水準での動きとなりそうです。高く寄り付けば9500円台後半が下値目処となるのでしょうが、安く寄り付くと9500円前後が下値目処となりそうです。9500円前後を割り込むと9400円台前半まで下落となるのでしょう。9500円台後半を抜けても9600円台前半から半ばの水準で上値を押さえられるものと思います。

本日の注目点

◇2月の国際収支(財務省、8:50)

◇3月と10年度の企業倒産(民間調査会社、13:30)

◇4月の金融経済月報(日銀、14:00)

◇3月の景気ウオッチャー調査(内閣府、14:00)

◇株価指数オプションなど4月物の特別清算指数(SQ)算出

◇2月期決算:オンワード、高島屋、ダイエー、ユニー

◇欧州連合(EU)非公式財務相会合(ブダペスト郊外、9日まで)

◇2月の米卸売売上高

外国人売買動向(外資系9社ベース)

売り  2740万株

買い  1640万株

(金額ベースも売り越し)

清水洋介氏のプロフィール

慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券、リテラ・クレア証券で相場情報などに携わってきた。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤


※掲載されている内容は、コメント作成時における筆者の見解・予測であり、有価証券の価格の上昇または下落について断定的判断を提供するものではありません。
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