業績の停滞やインフレから景気回復鈍化が懸念されて軟調清水洋介の「日々是相場」朝刊(2/2 ページ)

» 2011年04月11日 08時57分 公開
[清水洋介,Business Media 誠]
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テクニカルポイント

 9700円前後と9800円台前半が節目となっており、この水準での動きとなりそうです。9700円前後を割り込んでも9600円台半ばでは下げ止まると思われますが、9500円台後半まで下落の可能性もありそうです。上値は9800円台前半を抜けると9800円台後半まで上昇となるのでしょう。

本日の注目点

◇2月の機械受注統計(内閣府、8:50)

◇日銀支店長会議:白川日銀総裁あいさつ要旨(9:30ごろ)、地域経済報告(14:30)

◇2月のインド鉱工業生産指数

◇海外1−3月期決算:アルコア

外国人売買動向(外資系9社ベース)

売り  1750万株

買い  1600万株

(金額ベースは買い越し)

清水洋介氏のプロフィール

慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券、リテラ・クレア証券で相場情報などに携わってきた。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤


※掲載されている内容は、コメント作成時における筆者の見解・予測であり、有価証券の価格の上昇または下落について断定的判断を提供するものではありません。
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