カシオ、G-SHOCKやOCEANUS新モデルの発売を延期

» 2011年04月12日 21時42分 公開
[岡田大助,Business Media 誠]

 カシオ計算機は、5月から7月にかけて発売を予定していた一部の腕時計新製品の発売を延期する。具体的な発売時期は未定となる。理由は、東日本大震災の影響で部品の調達が困難になったためだ。

 発売延期になったのは、「バーゼルワールド2011」で発表したG-SHOCK「MR-G MRG-8100JP」と「FROGMAN GWF-T1000BS」の2モデルと、震災直前の3月9日にプレスリリースを発表したメタルウオッチ「OCEANUS OCW-S1400D」の合計3モデル。

カシオカシオカシオ 「MR-G MRG-8100JP」「FROGMAN GWF-T1000BS」「OCEANUS OCW-S1400D」(出典:カシオ計算機、画像をクリックすると拡大します)

 MR-G MRG-8100JPは、文字盤外周にある都市コードリングに、朱色の会津漆を職人の手作業であしらう特別仕様モデル。価格は57万7500円、50本限定で7月に発売予定だった。

 FROGMAN GWF-T1000BSは、チタンの約3倍の強度を持つ「64チタン合金」をケースに採用した特別仕様モデル。価格は15万7500円、200個限定で5月に発売予定だった。

 OCW-S1400Dは、オシアナスの上級モデル「Manta」シリーズの最新作。価格は14万7000円で、5月31日に発売予定だった。

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