震災後、電力不足による節電を受けて、ライフスタイルが変わった人はどのくらいいるのだろうか。東京電力の供給エリアに住んでいる人に聞いたところ、「変化があった」という人は71%であることが、マクロミルの調査で分かった。
またどのような変化があったかという質問には「家の中で過ごすことが増えた」(48%)、「家族と同じ部屋で過ごすようになった」(32%)、「徒歩や自転車での行動をするようになった」(30%)、「早寝早起きになった」(25%)と続いた。
交通機関や商業施設などで行われている節電について、どのように考えている人が多いのだろうか。「生活に支障はほぼない」が27%、「生活に支障はあるが、節電の継続は止むを得ない」が57%、「生活に支障があるので、節電を緩和してほしい」が16%。約6割の人は生活に支障を感じながらも、節電に協力していきたいと考えているようだ。
現在、節電をしている人は95%。具体的にどのようなことをしているかを聞いたところ「照明をこまめに消す」(90%)がトップ。以下「エアコンの設定温度を控えめにする・利用しない」(72%)、「使わない電化製品のコンセントを抜く」(65%)、「照明の明るさを控えめにする」(48%)と続いた。
インターネットによる調査で、東京電力の供給エリア(東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、群馬、栃木、山梨)に住んでいる男女500人が回答した。調査期間は4月7日から8日まで。
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