スマートフォンユーザーの半数、有料アプリのダウンロード経験あり

» 2011年04月21日 15時33分 公開
[Business Media 誠]

 数年前はiPhoneの独占状態だったスマートフォン市場だが、2010年にはGalaxy SやIS03などのヒット商品が各キャリアから登場した。2011年にも多くのスマートフォンのリリースが予定されているが、どのように利用されているのだろうか。

 ディーツー・コミュニケーションズの調査によると、スマートフォン所有者に「利用している機能」を尋ねたところ、最も多かったのは「PC用Webサイトの閲覧・利用」で86.0%。具体的には「ポータル(Yahoo!Japanなど)」「検索サイト(Googleなど)」「ニュース・天気・新聞」などを見ている人が多いようだ。

 2位以下は「個人用メールでのメールの送受信」が77.5%、「カメラでの写真撮影・管理」が63.9%、「音楽再生・管理」が56.8%、「ゲーム」が55.9%、「連絡先の管理」が55.2%、「音声通話」が52.7%、「スケジュールの管理」が52.5%で続いた。

スマートフォンで利用している機能(出典:ディーツー・コミュニケーションズ)

有料アプリをダウンロードしたことがある人は47.6%

 数多くのiPhoneアプリやAndroidアプリがリリースされているが、直近3カ月にアプリをダウンロードした人は86.0%、有料アプリをダウンロードした人は47.6%だった。具体的には「ゲーム」「交通(乗り換え案内など)」「ニュース・天気・新聞」「動画」などのアプリを利用している人が多かった。

 有料アプリをダウンロードした人の平均ダウンロード数は2.9個、平均購入金額は1203円(直近3カ月)。男女別の平均購入金額を見ると、男性は1332円と女性の794円より、かなり多くなっているようだ。また、iPhoneユーザーでは1241円、Androidユーザーでは1193円と、それほど差はないようだ。

 インターネットによる調査で、対象は全国のスマートフォン所有者624人(男性453人、女性171人)。調査時期は2011年1月。

直近3カ月にアプリにかけた平均合計金額(出典:ディーツー・コミュニケーションズ)

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