“時と時計の歴史”を体感できる展示室には、ボンボン時計や柱時計、クロック、腕時計などがズラリと勢ぞろい。時計コレクターにはたまらない稀少な時計の数々が展示され、まさしく至福の時を過ごせる場所。
国産時計の手巻き、自動巻きの代表的なモデルのほか、スポーツモデル、クロノグラフなどが年代を追って展示されています。また、別コーナには国産初のクオーツ時計、デジタルウオッチ、テレビ付きウオッチなども展示されています。
幻のメーカーと銘打ったコーナーに飾られていたのは、1957年製の高野精密工業の時計です。
同じく幻のメーカーコーナーで発見したのはオリエント時計の前身となる吉田時計のロックルとアイコク。
昭和20年代の東京時計のラジオ付き置き時計は、バイオレットカラーとアールデコスタイルのデザインが秀逸です。
昭和の時代を感じさせてくれるユニークなデザインの置き時計や、大気の温度変化を捕らえてボンベを伸縮させ動くジャガー・ルクルト「アトモス」(前列中央)も展示されていました。
精工舎の1929年製「ネーション」と、稀少な当時の時計広告も発見。今回、訪問した諏訪湖 時の科学館 儀象堂の詳しい情報はWebサイト( http://www.gishodo.jp/ )で確認できます。
サラリーマンのかたわら、アンティークウオッチ収集に身を投じ、数奇な人生を歩む。近頃はキャラクター系クロックにまで手を広げ、ますますドロ沼にはまっている、業界屈指のゼンマイ兄貴(ほんとはオヤジ)。
新作腕時計の話はもちろん、これまでに筆者が、時間と脚力とわずかなへそくりを使って手に入れてきた古今東西の時計の数々についても語ります。博物館モノから最新モデルまで、なるほどウンチクネタを半分、トホホなズッコケ話半分くらい織り交ぜておとどけする予定です。
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