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日経平均 | 9442.95円 | △62.60円 |
売買高 | 17億5826万株 | − |
売買代金 | 1兆1115億3700万円 | − |
値上がり銘柄 | 1086銘柄 | − |
値下がり銘柄 | 407銘柄 | − |
騰落レシオ | 83.71% | △1.97% |
米国市場が軟調、為替が円高と言うことで売り先行で始まるも底堅さが確認されて値ごろ感からの買いが入り堅調
米国株が軟調となったことや円高に振れたこともあり、売り先行となりました。ただ、昨日の大幅下落である程度織り込んでいたこともあり、底堅い展開となりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系9社ベース)が買い越しと伝えられたこともあり、売り急ぐ動きもなかったのですが、買い手掛かりにも乏しく指数は小動きとなりました。昨日と同様に主力銘柄の一角に持高調整とみられる買いもあり、指数を下支えすることになったものと思います。
後場は堅調な推移となりました。寄り付きから値ごろ感からの買いや買い戻しが主力銘柄にも見られ、為替も円高一服となったこともあって堅調となりました。ただ、買い戻しを急ぐでもなく積極的に買い上がるでもなく、堅調ながらも上値も重く指数の動きは前場同様にほとんどありませんでした。底堅さを確認して買っては見たものの値動きが良くないものだから、最後まで買い切れないと言うような展開でした。材料に素直に反応すると言うよりも値動きに連れて右往左往していると言う感じでした。
小型銘柄は幕間つなぎとして値動きの良い銘柄を物色する動きとなり、インターネット関連銘柄などを中心に堅調なものがみられました。東証マザーズ指数や日経ジャスダック平均は堅調、ジャスダックTOP20はETF(上場投資信託)組成の動きもあったのか大幅高となりました。先物は週末にSQ(特別清算指数)の算出を控えていることもあり、積極的な売り買いよりも持高調整や乗り換え(ロールオーバー)の動きが中心となり、指数を大きく動かすような場面はありませんでした。
指数は小動きとなりました。ちょうど節目とみられる9500円〜600円水準が上値となるのか、まだ下値となっているのか非常にきわどいところだと思います。9500円まで一気に戻ったということであれば、9500円〜600円水準は「底堅い」と言うことになるのですが、そこまで戻らず、とは言っても下値の節目と考えられる9200円〜300円水準を試す動きでもなく、まだどちらとも決めかねる感じです。それでも9400円台半ばで上値が重くなったところをみると、まだ9200円〜300円水準での下値を試す場面もありそうです。
雲を割り込んだところで底堅さはみられたのですが戻りも鈍いものとなりました。ストキャスティックスは底値圏になったのですがRSIはまだ下げ足りず、もう少し下値を試す動きが続くのかもしれません。本日の相場で一気に雲のねじれを抜けなかったので、ここからは雲に上値を押さえられるような調整となるかもしれません。
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