金融緩和期待も弱く冴えない展開清水洋介の「日々是相場」朝刊(2/2 ページ)

» 2011年06月08日 08時38分 公開
[清水洋介,Business Media 誠]
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テクニカルポイント

 9300円台前半から半ばまでの水準が下値目処となりそうです。その水準を下回ると10200円台半ばまでの下落となるのでしょう。上値は9400円台前半から半ばが目処となり、その水準を抜けると9500円前後まで上昇となってくるのでしょう。

本日の注目点

◇5月の貸出・資金吸収動向(日銀、8:50)

◇5月のマネーストック(日銀、8:50)

◇5月の対外・対内証券売買契約〔指定報告機関ベース〕(財務省、8:50)

◇4月の国際収支(財務省、8:50)

◇3カ月物国庫短期証券〔199回債〕入札(10:20)

◇5月の企業倒産(民間調査会社、13:30)

◇5月の景気ウオッチャー調査(内閣府、14:00)

◇6月のESPフォーキャスト調査(経済企画協会、15:00)

◇2−4月期決算:SUMCO

◇石油輸出国機構(OPEC)総会(ウィーン)

◇英中銀金融政策委(9日まで)

◇米地区連銀経済報告(ベージュブック)

◇ホーニッグ・カンザスシティー連銀総裁講演

◇米エネルギー省の石油在庫統計(週間)

◇米10年物国債入札(銘柄統合)

外国人売買動向(外資系9社ベース)

売り  2030万株

買い  2960万株

(金額ベースは売り越し)

清水洋介氏のプロフィール

慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券、リテラ・クレア証券で相場情報などに携わってきた。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤


※掲載されている内容は、コメント作成時における筆者の見解・予測であり、有価証券の価格の上昇または下落について断定的判断を提供するものではありません。
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