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日経平均 | 9514.44円 | △47.29円 |
売買高 | 24億1680万株 | − |
売買代金 | 1兆8072億1200万円 | − |
値上がり銘柄 | 1002銘柄 | − |
値下がり銘柄 | 490銘柄 | − |
騰落レシオ | 78.01% | △3.62% |
米国株高やSQに伴う買いが先行、一時大幅高となるも週末の手仕舞い売りもあって上げ幅縮小
米国株が高く、為替も米ドルが堅調となったことなどから買い先行となりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系9社ベース)が大幅買い越しと伝えられたことや先物・オプションのSQ(特別清算指数)算出に絡む買いも入り、大幅高となりました。ただ、寄り付きの買いが一巡となり、日経平均が9600円水準を抜けたところでは上値も重く、週末の見切り売りもあって値持ちは良いものの指数は小動きとなりました。
後場に入るとさらに週末の手仕舞い売りやヘッジ売りも嵩んで上げ幅縮小となりました。前場とは逆に9500円を割り込むところでは売り一巡感もあって買いが入り、かといって買い上がる動きもなく、指数は小動きとなりました。手仕舞いの買い戻しもみられましたが、前場高かったことで目先筋の見切り売りも嵩み上値も重くなりました。目先の需給要因に振らされる相場で、手掛かり難の中で物色対象もはっきりせず、指数に方向感はみられませんでした。
小型銘柄も主力銘柄が買われるなかで週末の手仕舞い売りに押されるものが多く、軟調なものが目立ちました。幕間つなぎ的に買われていた銘柄も手仕舞い売りに押され、日経ジャスダック平均は小幅安に止まりましたが、東証マザーズ指数やジャスダックTOP20は軟調となりました。先物はまとまった売り買いは朝方の買い戻し以外は見られず指数を方向付けるような動きもありませんでした。ヘッジ売りも一気に売られると言うよりはじりじりと売られる感じで、特に指数への影響もありませんでした。
相変らず目先の需給に振らされながら取引時間内での値動きに乏しい展開です。一斉に買い急ぐ、あるいは売り急ぐ動きはあるのですが、テーマなどで買われていた銘柄も長続きがせず、指数の方向感もみえないと言う状況です。ただ、本日の動きをみても9500円〜600円水準が上値となった感もあり、週明けに堅調な始まりとなって、値持ちが良い展開でないと再度下値を探るような動きになってくるのではないかと思います。週明けにヘッジ売りの買い戻し一巡後も買いが続くのかどうかが大いに注目されます。
雲に上値を押さえられた格好です。ストキャスティックスは底値圏からの反発となっていますが、RSIはまだ方向感はみえず、若干上向きかけていると言う状況です。雲の中に突っ込んで底堅さを確認するのか、このまま雲に押さえられてのもみ合いが続くのか、週明けの相場で方向が決まりそうです。
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