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日経平均 | 9574.32円 | △26.53円 |
売買高 | 19億7790万株 | − |
売買代金 | 1兆1914億7600万円 | − |
値上がり銘柄 | 825銘柄 | − |
値下がり銘柄 | 663銘柄 | − |
騰落レシオ | 82.93% | △1.57% |
米国株高を受けて買い先行となるも昨日の大幅高ですでに織り込まれており、上値も限定的
米国株が大幅高となったことや為替が落ち着いていることなどから買い先行となりました。ただ、昨日の大幅高で米国株高もある程度織り込んだということで上値も限られ、上値の重さが確認されると手仕舞い売りや見切り売りに押されるものも目立ちました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系9社ベース)が買い越しと伝えられたこともあり、売り急ぐ動きはなく、指数に底堅さはみられるのですが、最後まで買い切れずに指数は小動きとなりました。
後場も堅調な地合いは続きましたが、前場同様に上値は重いのですが、底堅いという状況で指数に方向感はみられず、幕間つなぎとしてまたぞろ代替エネルギー関連銘柄の一角など値動きの良さに連れて高いものはみられるのですが、物色対象が絞られているということでもなく、相場の方向性はみられませんでした。引き続き本日も目先筋の売り買いが中心で指数自体にレベル感も方向感もみられませんでした。
小型銘柄もまちまちとなりました。物色対象も方向感もないなかで値動きの良さだけを追うような格好であり、指数もまちまちとなりました。東証マザーズ指数やジャスダックTOP20は軟調、日経ジャスダック平均や二部株指数は堅調となりました。先物もまとまった売り買いはほとんどみられず、朝方の売り買いの他は午後に入ってすぐにまとまった売りがみられた他は指数を動かすような場面もありませんでした。相変らず目先筋の小口の小掬い商いが中心という感じでした。
市場のコメントを見ていても昨日からほとんど的を射ていないような感じです。大きく上げ下げしている銘柄も特に売り買いの材料に反応しているというよりは目先の値動きに連れて動くものだから後から上げ下げの材料を探しているというような感じです。つまり、それだけ市場全体に方向感に乏しい、もっと言ってしまうと世界的に経済の拡大スピードや方向感が読み難くなっているということでしょう。ただ、経済が拡大しているのかいないのかと言えば拡大しているわけであり、企業業績もしっかりと伸びて行く企業も多いということに他ならないと思います。
雲の中に入って来ましたが基準線に押さえられて上値も重くなりました。遅行線がここから日々線を意識するところでもあり、RSIやストキャスティックスは上昇となって上値余地もあるのですが、動きも緩慢であり、雲の下限のサポートを確認するような場面もあるのでしょうが、強含みの推移となってくる可能性もありそうです。ただし、雲をしっかりと抜けるのには少し時間もかかりそうです。
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