円満な職場環境をつくるために、後輩や部下に対して敬意をもって接することが重要だと思いますか? 主要14カ国のビジネスパーソンに聞いたところ、「重要だ」と答えたのは「カナダ」(70%)が最も多く、次いで「中国」(69%)、「英国」「フランス」(いずれも68%)であることが、リージャスの調査で分かった。世界平均は61%だったのに対し、日本は27%。
この結果について、日本リージャスの呉偉(くれ・たかし)北アジア地区担当会長は「後輩や部下に対し敬意をもって接することがあまり重要視されていないことは、グローバル化が進む昨今ではマイナス要因となり得る。日本でも働き方や仕事に対する考え方のグローバル化が進む中、世界水準の管理手法を取り入れることが必要ではないだろうか」とコメントした。
後輩や部下に対しあまり敬意を持って接していない日本のビジネスパーソンだが、サプライヤー(商品などを納入する業者)にはどのように接しているのだろうか。サプライヤーをフェアかつ親切に接することが重要だと思いますかと聞いたところ、主要14カ国では「日本」と「スペイン」(いずれも23%)がトップ。このほか「フランス」(17%)、「ベルギー」(16%)、「英国」「インド」(いずれも15%)と続いた。
またオフィスに入・退出する際には必ず同僚にあいさつをする、というのは「フランス」(39%)がトップ。次いで「日本」(38%)、「中国」(30%)、「ベルギー」「オーストラリア」「メキシコ」(いずれも26%)という結果に。日本のビジネスパーソンは他国と比較して、あいさつを重視する傾向がうかがえた。
世界80カ国のビジネスパーソン1万7000人が回答した。調査時期は2月。
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