格下げ、デフォルト懸念が強まって大幅下落：清水洋介の「日々是相場」朝刊（2/2 ページ）

[清水洋介，Business Media 誠]

テクニカルポイント

　節目とすれば9900円台半ばから10000円前後となりますが、シカゴ市場（CME）の終値（9910円）が安く、9900円台半ばで下げ止まらなければこの水準が下値目処となり、9900円台半ばから10000円前後が上値目処となりそうです。9900円前後を割り込んでも9800円台半ばでは下げ止まるのだと思います。

本日の注目点

◇対外・対内証券売買契約〔週間、指定報告機関ベース〕（財務省、8：50）

◇6月の商業販売統計速報（経産省、8：50）

◇2年物国債〔8月債〕入札（10：30）

◇4−6月期決算：日清粉G（2002）、日清食HD（2897）、JT（2914）、野村不HD（3231）、積水化（4204）、テルモ（4543）、フジHD（4676）、コニカミノル（4902）、ガイシ（5333）、住金（5405）、神戸鋼（5406）、日立金（5486）、住友電（5802）、コマツ（6301）、東芝（6502）、富士電機（6504）、NEC（6701）、富士通（6702）、パナソニック（6752）、シャープ（6753）、ソニー（6758）、TDK（6762）、京セラ（6971）、任天堂（7974）、H2Oリテイ（8242）、新生銀（8303）、あおぞら銀（8304）、SBI（8473）、アコム（8572）、三井不（8801）、JR東日本（9020）、日テレ（9404）、関西電（9503）、ソフトバンク（9984）

◇米地区連銀経済報告（ベージュブック、3：00）

◇ニュージーランド準備銀行（中央銀行）政策金利発表（6：00）

◇6月の香港貿易統計（17：30）

◇米新規失業保険申請件数（週間）（21：30）

◇6月の米仮契約住宅販売指数（23：00）

◇7月の独失業率

◇フィリピン中銀金融政策決定会合

◇米7年物国債入札

◇4−6月期決算：エクソンモービル、デュポン、スターバックス、モトローラ・モビリティー・ホールディングス、スプリント・ネクステル、クレディ・スイス

外国人売買動向（外資系9社ベース）

売り　　840万株

買い　　950万株

（金額ベースも売り買い拮抗）

清水洋介氏のプロフィール

慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券、リテラ・クレア証券で相場情報などに携わってきた。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 （パンローリング）、『儲かる株価チャート集中セミナー』（ナツメ社）。清水洋介の「株式投資の羅針盤」

※掲載されている内容は、コメント作成時における筆者の見解・予測であり、有価証券の価格の上昇または下落について断定的判断を提供するものではありません。