メディア開発綜研は9月9日、「アニメーション市場分析プロジェクト」の調査結果を発表。それによると、2010年のアニメーション市場規模※は前年比5.8%増の2290億円と2年連続で増加していることが分かった。
劇場映画のヒット作が市場をけん引しており、邦画では『借りぐらしのアリエッティ』が92億5000万円、洋画は『トイ・ストーリー3』が108億円の興行収入を記録したのが目立っていた。
テレビアニメ作品は2006年の279本をピークに5年連続で減少しており、2010年は195本(日本動画協会調べ)と地上波の市場は縮小傾向にある。一方、衛星・ケーブルテレビのアニメチャンネルの視聴者数は増加し、有料放送の市場は引き続き拡大。「2011年にはアニマックスのBSチャンネルの放送が開始されるため、視聴者増が期待されている」(メディア開発綜研)。
また、ビデオソフト市場全体は前年比減となったが、アニメに関しては増加しており、特にBlu-ray Discでは売上出荷金額の約6割をアニメが占めているという。配信では、PC向け有料配信市場が伸び悩む一方、携帯向けアニメ配信市場が拡大している。
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