中国景気鈍化懸念や欧州金融不安も根強く大幅下落清水洋介の「日々是相場」朝刊(2/2 ページ)

» 2011年10月03日 07時00分 公開
[清水洋介,Business Media 誠]
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テクニカルポイント

 シカゴ市場(CME)の終値(8570円)である8500円台後半が下値目処となりそうです。その水準を割り込むと8500円前後までの下落となりそうです。上値は8600円台前半と見られ、その水準を抜けると8700円前後まで上昇となるのでしょう。

本日の注目点

◇9月の日銀企業短期経済観測調査(短観)(8:50)

◇生活意識に関するアンケート調査(日銀、14:00)

◇8月の鉄鋼輸出量(日本鉄鋼連盟、14:00)

◇9月の新車販売台数(自販連、14:00)

◇9月の軽自動車販売台数(全軽自協、14:00)

◇10月見込みの財政資金対民間収支(財務省、14:00)

◇8月の税収実績(財務省、15:30)

◇3−8月期決算:ユニー(8270)

◇8月の米建設支出(23:00)

◇9月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数(23:00)

◇ラッカー・リッチモンド連銀総裁講演(4日7:00)

◇9月の米新車販売台数

◇中国・上海市場が休場(7日まで)

◇韓国市場が休場

外国人売買動向(外資系9社ベース)

売り  2530万株

買い  1310万株

(金額ベースも売り越し)

清水洋介氏のプロフィール

慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券、リテラ・クレア証券で相場情報などに携わってきた。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤


※掲載されている内容は、コメント作成時における筆者の見解・予測であり、有価証券の価格の上昇または下落について断定的判断を提供するものではありません。
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