動画コンテンツ(動画共有サイト、放送局による番組など)をネット経由で見ている人はどのくらいいるのだろうか。東京都に住んでいる人に聞いたところ、「PCでネット動画を見ることがある(よく+たまに)」(51.8%)と答えたのは半数を超えていることが、電通とオーディエンス・インサイト研究所の調査で分かった。年代別にみると、10代(80.0%)と20代(73.0%)においては7割を超えており、“PCでネット動画を見る世代”と言っていいだろう。
一方、携帯電話を使って動画コンテンツを見ている人はどのくらいいるのだろうか。全体の20.8%は「携帯電話でネット動画を見ることがある」と回答。特に20代の46.0%が見るという結果に。「PCに比べると画面サイズが小さいモバイルにおいても動画は普通に見られていることが分かり、今後はさらにモバイルでの視聴シーンが拡大していく可能性が考えられる」(電通)
今見ている動画の内容に対する自分の感想などをネットで書き込めるサイトで、書き込みをしたことがある人はどのくらいいるのだろうか。「書き込みをすることがある」という人を年代別にみると、10代(14.0%)と20代(13.0%)の割合が高かった。
またPCに慣れ親しんで育ってきた10〜30代を対象に、政治をテーマにしたコンテンツについて調査を行った。その結果、1日のインターネット利用時間(PCのみ)が長い人ほど、政治問題・政治ニュースに関心を持つ人が多いことが明らかに。「政治関連コンテンツとPCネット配信の間には親和性があり、PCネット経由で配信することにより、政治への問題意識の高い層へコンテンツが到達する可能性が高まるのではないだろうか」(電通)
東京都23区に在住する13〜69歳の男女600人が回答した。調査期間は6月17日から27日まで。
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