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» 2011年10月28日 08時00分 公開

リコー、ニコン好きには、Macユーザーが多い?遠藤諭の「コンテンツ消費とデジタル」論(2/3 ページ)

[遠藤諭,アスキー総合研究所]
アスキー総研

リコー、ニコン好きにはMacユーザーが多かった!

ミラーレス一眼「Nikon 1」(写真はファインダーなしモデルのNikon J1)

 商品の性格やブランドのイメージは、先進性や伝統、経済性、高級感、都会的とかオシャレとかといったキーワードで分析されたりする。アンケートでそうした単語をチェックしてもらえば、いくつかのクラスターが浮かびあがってくる。ただし、そうした言葉にはなりにくい、言葉にすると矛盾してしまうようなケースもある。

 ニコンが満を持して発売した、ミラーレス一眼「Nikon 1」という商品の位置付けは、どんなところにあるのだろうか。私のまわりにはミラーレス一眼を買う人がたくさんいると書いたが、Nikon 1は自分も欲しいと思うし、まさにこのあたりの層にズバンと刺さった商品といえる。オヤジが散歩に持って歩ける、レンジファインダー時代のニコンを思わせる取り回しを期待させる。

 Nikon 1のデザインはとても落ち着いたもので、その中にテクノロジーが詰め込まれていることも感じさせる。ライトなのだが、正当感のある直線や正円弧を生かした、いかにもクールと呼ばれそうなものだ。クールとは、理屈や合理性を飛び越えた、見ているだけでも心に訴えるインテリア的な視覚満足性を持ったものだ。

 この商品がニコンというブランドに、どんな効果を及ぼすのかということも考えたくなる。そこで思い出したのは、アスキー総研で2年ほど前に実施した『Macユーザー調査』の結果を分析していたときのことだ。Mac OSの利用者が好きなカメラブランドは、どのメーカーだと思われるだろうか?

 同調査では、Mac OS利用者の好きなカメラブランドに関して、「リコー」の支持率がとくに目立っていた。一瞬、「何か集計が間違っていないか?」という話になったのだが、『Mac People』編集部に行って聞くと、「私、リコーですよ」「そういえばリコーが好きだなー」「リコーというのは分かる」と返ってきたのである!

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