お世話になった人に感謝の気持ちを込めて、年末に贈るお歳暮。昔ながらの習慣がすたれつつある昨今だが、どのくらいの人がお歳暮を贈るのだろうか。
アサヒグループホールディングスの調査によると、お歳暮を「贈る予定」「検討中」とした人は54.9%と半数を超えたことが分かった。しかし年代別にみると、60代(62.3%)や70代(73.7%)では高かったが、20代では28.9%と大きく傾向が異なっていた。
お歳暮を贈る件数は平均3.99件。贈る相手では「両親(義理の父母含む)」(54.0%)や「親戚・親類」(51.0%)が多かった。「仕事関連の人」は18.9%にとどまっており、アサヒグループホールディングスでは「昨今ではビジネス需要よりも『お歳暮=親孝行・親族への感謝ギフト』としての意味合いが濃くなっていることがうかがえる」とコメントしている。
贈りたいお歳暮では、「ビール類(発泡酒・新ジャンル含む)」がトップで40.4%。以下、「お菓子・デザート」が24.5%、「ハム・ソーセージ」が23.7%、「産地直送の魚介類(かに、鮭、イクラなど)」が20.6%、「産地直送の野菜・果物」が18.7%で続いた。1件あたりの予算は、3000円台や5000円台が多数派だった。
インターネットによる調査で、対象は20歳以上の男女654人(男性368人、女性286人)。調査期間は11月9日から15日。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング