財政赤字削減協議の決裂や欧州金融不安を嫌気して大幅下落清水洋介の「日々是相場」朝刊(2/2 ページ)

» 2011年11月22日 07時00分 公開
[清水洋介,Business Media 誠]
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テクニカルポイント

 8300円台前半が節目となっているのですが、シカゴ市場(CME)の終値(8265円)が安く、その水準である8200円台半ばが下値目処となりそうです。その水準を下回るようでも8100円台に突っ込むような水準では下げ止まると思われます。8200円台半ばで下げ止まっても戻りは8300円台前半というところが目処となってくるのだと思います。

本日の注目点

◇3カ月物国庫短期証券〔240回債〕入札(10:20)

◇20年物国債〔11月債〕入札(10:30)

◇10月の食品スーパー売上高(日本スーパーマーケット協会など、13:00)

◇10月の全国スーパー売上高(日本チェーンストア協会、14:00)

◇10月の香港消費者物価指数(CPI)

◇7〜9月期の米実質GDP改定値(22:30)

◇米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(1〜2日分、23日4:00)

◇米5年物国債入札

外国人売買動向(外資系9社ベース)

売り  1910万株

買い   770万株

(金額ベースも売り越し)

清水洋介氏のプロフィール

慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券、リテラ・クレア証券で相場情報などに携わってきた。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤


※掲載されている内容は、コメント作成時における筆者の見解・予測であり、有価証券の価格の上昇または下落について断定的判断を提供するものではありません。
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