欧州各国の格下げを嫌気して為替に敏感に反応する展開か清水洋介の「日々是相場」朝刊(2/2 ページ)

» 2012年01月16日 07時00分 公開
[清水洋介,Business Media 誠]
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テクニカルポイント

 8400円台半ばから8500円前後が節目となっており、安く寄り付くとこの水準が上値となりそうです。8500円前後を抜けるような展開になると8500円台半ばまで上昇となるのでしょうが、8400円台半ばが上値となると下値目処は8400円台前半となりそうで、その水準を割り込むと8◇300円台半ばまで下落となりそうです。

本日の注目点

◇11月の機械受注統計(内閣府、8:50)

◇12月の企業物価指数(日銀、8:50)

◇日銀支店長会議

  白川総裁あいさつ要旨発表(9:30ごろ)

  1月の地域経済報告(14:30)

  大阪支店長記者会見(15:15)

  名古屋、札幌、福岡3支店長が共同記者会見(17:20)

◇12月の消費動向調査(内閣府、14:00)

◇1月のESPフォーキャスト調査(経済企画協会、15:00)

◇12月のインド卸売物価指数(WPI)

◇キング牧師誕生日で米の全市場休場

外国人売買動向(外資系9社ベース)

売り  1750万株

買い   740万株

(大幅売り越しです!それでも金額ベースは買い越し)

清水洋介氏のプロフィール

慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券、リテラ・クレア証券で相場情報などに携わってきた。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤


※掲載されている内容は、コメント作成時における筆者の見解・予測であり、有価証券の価格の上昇または下落について断定的判断を提供するものではありません。
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