欧州市場は格下げの影響も織り込み済みで堅調な展開清水洋介の「日々是相場」朝刊(2/2 ページ)

» 2012年01月17日 07時00分 公開
[清水洋介,Business Media 誠]
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テクニカルポイント

 8300円台半ばから後半、8400円台前半が節目となってこの水準が中心の動きとなりそうです。8400円台前半の水準を抜けても8400円台後半では上値も重くなるのでしょうし、8300円台半ばを下回っても8300円台前半が下値目処となるなど狭い範囲での動きとなりそうです。

本日の注目点

◇11月の第3次産業活動指数(経産省、8:50)

◇30年物国債〔1月債〕入札(10:30)

◇12月と2011年の中古車登録台数(自販連、11:00)

◇11月の携帯電話・PHS国内出荷実績(電子情報技術産業協会、14:00)

◇12月と2011年の投信概況(投資信託協会、15:00)

◇1月の月例経済報告

◇12月の2011年のビール系飲料出荷量

◇10〜12月期と2011年の中国国内総生産(GDP)・12月の中国工業生産高・12月の中国小売売上高・2011年の中国固定資産投資

◇12月の英消費者物価指数(CPI、18:30)

◇1月の欧州経済研究センター(ZEW)の独景気予測指数(19:00)

◇スペイン国債入札

◇1月のニューヨーク連銀景気指数(22:30)

◇カナダ中銀が政策金利発表(23:00)

◇ブラジル中央銀行の通貨政策委員会(18日まで)

◇海外10−12月期決算:シティグループ、ウェルズ・ファーゴ

外国人売買動向(外資系9社ベース)

売り  1900万株

買い  1600万株

(金額ベースは買い越し)

清水洋介氏のプロフィール

慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券、リテラ・クレア証券で相場情報などに携わってきた。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤


※掲載されている内容は、コメント作成時における筆者の見解・予測であり、有価証券の価格の上昇または下落について断定的判断を提供するものではありません。
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