今回の取材でよく分かったのは、日本の警察は政治結社や左翼などにはそれなりに対応してきたが、「市民」の鎮圧には慣れていないということだ。
私に向かって怒声を浴びせた「人間の鎖」の人、警官隊にもみくちゃにされた「在特会」の人、どちらの「市民」も激しい怒りを抱いている。
そして、それは「偏向メディア」によってさらに増幅される。「人間の鎖」のみなさんや「従軍慰安婦」はマイクを向けられてたが、保守系市民の主張はやはりマスコミはスルーしがちだ。そんな不平等さは、さらなる怒りを生む。
間違いなく2012年、「市民」たちの怒りはさらに膨張する。果たして、それを日本の治安組織は鎮めることができるのか。
桜井会長が言うように「死人が出る」ような抗議デモが起きてしまうのも、もう時間の問題かもしれない。
→「従軍慰安婦」抗議からみえる、日本で起きるデモの「未来」(前編)
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