2011年6月、大阪府知事のときに「今の日本の政治に必要なのは独裁」と言い切った橋下氏。現在は大阪市長という立場になったが、橋下氏の政治手法が“独裁”だと感じている人はどのくらいいるのだろうか。
大阪市民に聞いたところ「独裁的である(ややを含む)」と答えたのは64.5%であることが、愛知大学の野田遊准教授の調査で分かった※。
また、橋下氏の今後の政治手法について聞いたところ「さらに独裁的にすべき」と答えたのは12.1%、「現状のままでよい」が38.4%、「もっと民主的な議論の積み上げが必要」が49.5%だった。
今後の政治手法について、橋下氏に投票した人は「現状のままでよい」(57.6%)、平松氏に投票した人からは「民主的な議論の積み上げが必要」(91.4%)と答えた人が多かった。また棄権者・無効投票者でも「民主的な議論の積み上げが必要」(46.8%)が多く、橋下氏に投票した人以外は“民主的に”という声が目立った。
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