政令指定都市である大阪市と堺市を廃止し、重要な権限などを大阪都=府に一元化する「大阪都構想」。この都構想について、大阪市民はどのように考えているのだろうか。
都構想に「賛成(どちらかといえばを含む)」と答えたのは56.6%、「反対(どちらかといえばを含む)」は17.8%。半数以上の市民が、都構想に賛成していることが明らかに。
「賛成」と答えた人を投票者別にみると、橋下氏に投票した人で90.2%、平松氏で16.9%、棄権・無効投票者で51.1%。この結果について、野田准教授は「大阪市全体でみると、平松候補投票者を除く多くの人が都構想に賛成していることになる。また平松候補に投票した人でも『賛成』と答えた人が16.9%もいることは、橋下氏支持でない人にも一定の期待が寄せられているのだろう」と分析した。
インターネットによる調査で、大阪市民1000人が回答した。調査期間は2011年12月16日から22日まで。
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