急速に普及するスマートフォン。Android OS端末ではAndroid Market、iOS端末ではApp Storeでのアプリ販売が行われているが、開発者はどのOS向けの展開を考えているのだろうか。
MMD研究所とWECSy Marketingの調査によると、スマートフォンアプリ運営者に「2012年はどのOSを中心にビジネスを考えていますか?」と尋ねたところ、「iOS・Android両方」が67.6%と多数派だったが、「iOS」とだけ答えた割合が21.1%と「Android」の9.9%を上回った。
現在リリースしているスマートフォンアプリのマネタイズ方法では、「無料アプリ+広告」が39.4%と最も多く、「有料アプリ」が31.0%、「無料アプリ+アプリ内課金」が29.6%で続いた。しかし、「マネタイズは十分にできている」と回答した運営者はわずか4.2%、「まぁまぁできている」の29.6%と合わせても、3人に1人しかマネタイズには成功していないようだ。
また、「今後流行ると思うアプリのジャンル」を聞くと、「ゲーム」が47.9%と最も多く、「クラウド系」「チャットアプリ」がそれぞれ36.6%で続いた。
インターネットによる調査で、対象はスマートフォンアプリ運営者(企画・開発含む)260人。調査期間は2月23日から3月3日。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング